マイホーム購入は、家計の支出が大きく動くタイミングです。とくに住宅ローンを組むと「もしもの時に返済はどうなる?」という不安が出やすくなります。
 そこで大切なのが、住宅ローンと保険の関係を正しく知って、必要な保障は残し、余分な保険は整理すること。難しそうに見えても、順番に確認すれば大丈夫です。

効率的な「住宅ローン」返済のために

 人生最大級の買い物であるマイホーム。夢や希望がある一方で、住宅ローンは返済期間が長く、家計の固定費になります。
 不安を減らすコツは、「返済計画」+「もしもの備え」をセットで考えることです。まずは保険から、次の3ステップで整理していきましょう。

ステップ1:住宅ローンに団体信用生命保険団信が付くか確認する(金融機関・ローン商品で異なります)
ステップ2:今入っている生命保険の「保障内容」と「保障金額」を書き出す(死亡保障/医療保障など)
ステップ3:団信でカバーされる分と重複していないか見直し、必要なら専門家に相談して調整する
住宅ローンと保険を見直すイメージ

余分な保険の整理(初心者向けチェック)

 住宅ローンを組むと、ローン商品によっては団信への加入が条件になっており、結果として「ローン残高に相当する死亡・高度障害の保障」が備わることがあります。
 このとき、すでに加入している生命保険があると、次のような重複が起きやすくなります。

よくある重複見直しの考え方
死亡保障が「ローン分」+「生命保険分」で過剰団信でローンが消える前提なら、死亡保障を“必要な生活費分”に調整できる場合があります
保障の目的が曖昧なまま、保険料だけ払い続けている「誰のための保障か」「いつまで必要か」を決めると整理しやすくなります
住宅購入前のプランのまま、家計の固定費が重い保険は“家計を守る道具”。無理のない保険料に整えるのも大切です

 ※注意:保険を減らしすぎると、万が一の時に困ることがあります。必ず「何が団信でカバーされるか」を確認してから判断しましょう。

団体信用生命保険(団信)とは(まずここだけ押さえればOK)

 団信団体信用生命保険)とは、住宅ローンの返済中に、契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合などに、保険金で住宅ローン残高が支払われ、以後の返済負担が軽くなる(または無くなる)仕組みです。
 つまり、家族が住まいを維持しやすくするための保険と考えると分かりやすいです。

団信でカバーされやすいこと団信だけでは足りないことがある例
死亡・高度障害時の「住宅ローン残高」生活費全体(教育費・当面の生活費など)
(商品によっては)病気に備える上乗せ保障が選べる場合も入院・通院の自己負担、働けない期間の収入減(就業不能)

 なお近年は、がん・3大疾病・全疾病など、保障を手厚くするタイプの団信が用意されていることもあります(その分、金利上乗せ等で負担が増える場合があります)。
 「保障を厚くする」か「保険料(総支払)を抑える」かは、ご家庭の貯蓄・共働き状況・健康状態によって答えが変わります。

 ※本ページは一般的な情報提供です。団信の条件や保障範囲は金融機関・ローン商品で異なります。最終判断は、金融機関の説明・保険会社の約款等を確認のうえ、必要に応じて専門家へご相談ください。

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